この間、ボリュームライセンス版のOffice2019をインストールする機会があったので、備忘録としてインストール手順を載せます。
2021/10/7追記
「Office LTSC 2021」がリリースされましたので、そちらのインストール手順を別記事で投稿しておりますのでご参考までに
[Office LTSC]ボリュームライセンス版の2021をインストールする方法
VLSCにログインし、「Deployments Tools」をダウンロードし、EXEを実行します。
すると、「setup.exe」といくつかのxmlファイルが解凍されます。
※どうやら2019からはMSI形式のインストーラは提供されず、クイック形式のインストールになったようです。
xmlファイルの記述に関しては以下のサイトを参考にしました。
<Office2019の展開ガイド>
https://docs.microsoft.com/ja-jp/DeployOffice/office2019/deploy
とりあえず、日本語版で32bitのStandardをインストールするために下記のようにxmlを作成
それぞれの値を表にまとめるとこんな感じです↓↓↓
※今回は使用していないが「ExcludeApp ID」というのを使用すれば、インストールさせない個別アプリケーションの指定も可能。(Outlook以外も当然可能)
xmlの記述を抜粋するとこんな感じ
準備ができたら、「setup.exe」と「config.xml」を同じフォルダに配置する。
その後、管理者権限でコマンドプロンプトを実行し、以下のコマンドを実行する。
あとはインストールされるのを待って、完了後にプロダクトキーでアクティベートして完了。
無事インストール出来るまでに1時間ほどかかってしまった。。。(´・ω・`)
ただし、これだと毎回インターネットからOfficeプログラムをダウンロードするため、複数台をインストールしようとすると非効率。
その為ソースファイルをダウンロードする引数もある!!
2021/10/7追記
「Office LTSC 2021」がリリースされましたので、そちらのインストール手順を別記事で投稿しておりますのでご参考までに
[Office LTSC]ボリュームライセンス版の2021をインストールする方法
〜事前準備〜
まずはプログラムの準備。VLSCにログインし、「Deployments Tools」をダウンロードし、EXEを実行します。
すると、「setup.exe」といくつかのxmlファイルが解凍されます。
※どうやら2019からはMSI形式のインストーラは提供されず、クイック形式のインストールになったようです。
xmlファイルの記述に関しては以下のサイトを参考にしました。
<Office2019の展開ガイド>
https://docs.microsoft.com/ja-jp/DeployOffice/office2019/deploy
とりあえず、日本語版で32bitのStandardをインストールするために下記のようにxmlを作成
〜xmlファイルの記述(config.xml)〜
<Add OfficeClientEdition="32" Channel="PerpetualVL2019">
<Product ID="Standard2019Volume" >
<Language ID="ja-jp" />
</Product>
</Add>
</Configuration>
それぞれの値を表にまとめるとこんな感じです↓↓↓
※今回は使用していないが「ExcludeApp ID」というのを使用すれば、インストールさせない個別アプリケーションの指定も可能。(Outlook以外も当然可能)
xmlの記述を抜粋するとこんな感じ
<Add OfficeClientEdition="32" Channel="PerpetualVL2019">
<Product ID="Standard2019Volume" >
<Language ID="ja-jp" />
<ExcludeApp ID="Outlook" />
</Product>
</Add>
</Add>
準備ができたら、「setup.exe」と「config.xml」を同じフォルダに配置する。
その後、管理者権限でコマンドプロンプトを実行し、以下のコマンドを実行する。
〜インストールコマンド〜
cd <配置したフォルダ>
setup.exe /configure config.xml
あとはインストールされるのを待って、完了後にプロダクトキーでアクティベートして完了。
無事インストール出来るまでに1時間ほどかかってしまった。。。(´・ω・`)
ただし、これだと毎回インターネットからOfficeプログラムをダウンロードするため、複数台をインストールしようとすると非効率。
その為ソースファイルをダウンロードする引数もある!!
〜ソースファイルのダウンロードコマンド〜
cd <配置したフォルダ>
setup.exe /download config.xml
これで実行したカレントディレクトリにOfficeフォルダが作成され、そこにソースファイルがダウンロードされます。
ここで注意することがあり、ソースファイルダウンロード中はコマンドプロンプトを閉じてはいけません!!!!
※ここで閉じるとバックグラウンドで実行されているダウンロードも中断されます。
インターネット回線の状況にもよりますが、20〜30分あればダウンロード終わるかと思います。
その後、Officeフォルダのプロパティを確認し、1GB以上あればダウンロードに成功していると判断していいようです。
作成された「Officeフォルダ」・「setup.exe」・「config.xml」の3つを同じフォルダに配置した後、/configure引数でインストールすればオフラインでもインストール可能でした。
※このソースファイルは使い回しが可能なので、1回ダウンロードしたら他のPCにコピーして実行が可能です。色々と勉強になりました!!!
スポンサードリンク
コメント