どうもミツシマです。


最近、色々と検証していく中でログオンスクリプトを使用することが多く、その中で検証に役立つグループポリシーがありましたので改めて紹介します。
※前から存在は知っており、今まで使用したことがなかったですが、これはぜひ使用すべきだと感じたので!!

以下の2つになります。

①[ユーザーの構成]-[管理用テンプレート]-[システム]-[スクリプト]-
[実行中のログオンスクリプトの命令を表示する]を有効にする

②[ユーザーの構成]-[管理用テンプレート]-[システム]-[スクリプト]-
[ログオンスクリプトを同期的に実行する]を有効にする

スクリーンショット 2019-05-27 5.32.09



今までログオンスクリプトを検証する際には
  1. スクリプトを作成する
  2. 手動でスクリプトを実行してテストしてみる
  3. 実際にログオンスクリプトに設定してテストしてみる

みたいな手順でやっていました。
大体はこれで問題ないのですが、中には手動でスクリプトを実行している時には成功するのにログオンスクリプトで実行するとうまくいかないケースなんかもありました。
その際にはポイントポイントでファイルに書き出しを実施したりして、どこで躓いたのか確認していました。※この作業が意外と面倒だったりします。。。。


そこで上記2つのポリシーを有効にします。
するとログインする際、デスクトップ画面が出る前にスクリプトの実行結果(プロンプト)を表示することが出来、確認がグッと楽になります。
(最初に設定した時は少し感動しました!!)
スクリプトの最後に「pause」なんかを入れておけば確認漏れなんかも防げると思います。


私のオススメとしてはまずは2つとも設定して検証し、その後[ログオンスクリプトを同期的に実行する]を[未構成]にして検証、最後に2つとも[未構成]にするという検証順序です。



これをもっと早く実践していれば効率良く検証・確認出来たケースがあったなぁと若干後悔したくらいだったので、皆様もログオンスクリプトを検証する際にはぜひこのグループポリシーを使ってみて下さい!!
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