どうもミツシマです
今回はMicrosoft 365アプリケーションの更新チャネルをADのグループポリシーで変更する方法を検証してみました。
検証環境は以下のとおりです。
サーバーOS:Windows Server 2016
クライアントOS:Windows 10 Pro x64 2004
そもそもMicrosoft 365アプリケーションの更新チャネルとは??
Microsoft 365アプリケーションは日々新しい機能が追加されています。
新機能が追加されること自体は良いのですが、頻繁に機能追加されてしまうと
管理が難しくなったり、新機能にバグがあった際はトラブルの元となったりします。
そこで新機能の追加(更新)頻度を月次にしたり、半年に1回にしたりすることが出来ます。
企業で使用するのであれば、半年に1回程度でいいのかなと個人的に思います(^^)
この辺りの参考になりそうなサイトを載っけておくので、詳しくはそちらを参照ください。
Microsoft 365 Apps の更新チャネルの概要
Microsoft 365 Apps の更新チャネルの変更
この更新チャネルは基本的にはアプリインストール時の設定等で決まりますが、運用途中で変更が可能です。その代表的なものがADのGPOとなるので、今回はその検証をしたいと思います。
組織のデバイスの Microsoft 365 Apps 更新プログラム チャネルを変更する
まずはMicrosoft 365アプリケーション用の管理用テンプレートをダウンロードします。
ダウロードしたEXEを実行して、ファイルを適当なフォルダへ解凍します。

以下の2フォルダと1ファイルが解凍されます。
実際使用するのは「admx」フォルダ内のファイルです。

「admx」フォルダを開き、拡張子が「.admx」ファイルと「ja-jp」フォルダ内の「.adml」ファイルをすべてコピーして「PolicyDefinitions」フォルダへコピーします。



※この環境ではセントラルストアを作成しています。
GPOテンプレートファイルが配置出来たら、後はGPOの設定です。
設定箇所としては「コンピューターの構成」-「ポリシー」-「管理用テンプレート」-「Microsoft Office 2016」-「更新」の「チャネルの更新」です。
※2016というとなんか変な感じですが、間違いじゃないです。
Office2016も2019も365アプリも内部バージョンは「16.0」と同じなので、共通する部分が多いからこんな表記になっているということなんですかね^^;


実際には「プレビュー版」や「ベータチャネル」等もありますが、検証では「最新チャネル」・「月次エンタープライズチャネル」・「半期エンタープライズチャネル」の動作を確認しました。
※ちょっと前までは、「月次チャネル」や「半期チャネル」とか呼称されていた気がしますが、変わったみたいですね!!
実際にGPOを設定しましたら、対象のコンピューターオブジェクトがあるOUにリンクして設定完了です。
それぞれの動作を確認すると
最新

月次エンタープライズチャネル

半期エンタープライズチャネル

こんな感じになりました。
ポリシーなのでレジストリを確認すると以下のキーや値が追加されていますね!!
レジストリキー:HKLM¥SOFTWARE¥Policies¥Microsoft¥Office¥16.0¥common¥Officeupdate
名前:updatebranch
値:Current(最新)・MonthlyEnterprise(月次エンタープライズ)・Deferred(半期エンタープライズ)
GPO設定後すぐに確認したい場合には、「更新オプション」ー「今すぐ更新」を実行します。
結構簡単に出来たので、更新チャネルを統一したい、変更したいといった時には有効な手段ですね(^o^)
今回はこんなところで検証終了します!!
今回はMicrosoft 365アプリケーションの更新チャネルをADのグループポリシーで変更する方法を検証してみました。
検証環境は以下のとおりです。
サーバーOS:Windows Server 2016
クライアントOS:Windows 10 Pro x64 2004
そもそもMicrosoft 365アプリケーションの更新チャネルとは??
Microsoft 365アプリケーションは日々新しい機能が追加されています。
新機能が追加されること自体は良いのですが、頻繁に機能追加されてしまうと
管理が難しくなったり、新機能にバグがあった際はトラブルの元となったりします。
そこで新機能の追加(更新)頻度を月次にしたり、半年に1回にしたりすることが出来ます。
企業で使用するのであれば、半年に1回程度でいいのかなと個人的に思います(^^)
この辺りの参考になりそうなサイトを載っけておくので、詳しくはそちらを参照ください。
Microsoft 365 Apps の更新チャネルの概要
Microsoft 365 Apps の更新チャネルの変更
この更新チャネルは基本的にはアプリインストール時の設定等で決まりますが、運用途中で変更が可能です。その代表的なものがADのGPOとなるので、今回はその検証をしたいと思います。
〜検証〜
<参考にしたサイト>組織のデバイスの Microsoft 365 Apps 更新プログラム チャネルを変更する
まずはMicrosoft 365アプリケーション用の管理用テンプレートをダウンロードします。
ダウロードしたEXEを実行して、ファイルを適当なフォルダへ解凍します。

以下の2フォルダと1ファイルが解凍されます。
実際使用するのは「admx」フォルダ内のファイルです。

「admx」フォルダを開き、拡張子が「.admx」ファイルと「ja-jp」フォルダ内の「.adml」ファイルをすべてコピーして「PolicyDefinitions」フォルダへコピーします。



※この環境ではセントラルストアを作成しています。
GPOテンプレートファイルが配置出来たら、後はGPOの設定です。
設定箇所としては「コンピューターの構成」-「ポリシー」-「管理用テンプレート」-「Microsoft Office 2016」-「更新」の「チャネルの更新」です。
※2016というとなんか変な感じですが、間違いじゃないです。
Office2016も2019も365アプリも内部バージョンは「16.0」と同じなので、共通する部分が多いからこんな表記になっているということなんですかね^^;


実際には「プレビュー版」や「ベータチャネル」等もありますが、検証では「最新チャネル」・「月次エンタープライズチャネル」・「半期エンタープライズチャネル」の動作を確認しました。
※ちょっと前までは、「月次チャネル」や「半期チャネル」とか呼称されていた気がしますが、変わったみたいですね!!
実際にGPOを設定しましたら、対象のコンピューターオブジェクトがあるOUにリンクして設定完了です。
それぞれの動作を確認すると
最新

月次エンタープライズチャネル

半期エンタープライズチャネル

こんな感じになりました。
ポリシーなのでレジストリを確認すると以下のキーや値が追加されていますね!!
レジストリキー:HKLM¥SOFTWARE¥Policies¥Microsoft¥Office¥16.0¥common¥Officeupdate
名前:updatebranch
値:Current(最新)・MonthlyEnterprise(月次エンタープライズ)・Deferred(半期エンタープライズ)
GPO設定後すぐに確認したい場合には、「更新オプション」ー「今すぐ更新」を実行します。
結構簡単に出来たので、更新チャネルを統一したい、変更したいといった時には有効な手段ですね(^o^)
今回はこんなところで検証終了します!!
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