どうもミツシマです。

今回はOneDriveのタイムゾーン設定を変更する方法を検証してみました。
そもそも今回これを検証してみようと思ったきっかけは以前投稿した
(Microsoft 365)アイテム保持ポリシーを利用して一定期間経過後のファイルを削除する方法を検証してみた」の中で、OneDrive内に保存したファイルの時間が大きくずれていることに気づいたからです。

変更方法としてはGUIとCUIの両方を検証してみました。


が、CUIの方は上手くいく方法が見つからず断念しました。。。。。。oraz
初めはPowershell CSOMやPnP Powershellを使用して出来そうな感じでした。
が、最終的には「OneDriveの個々の領域はテナント管理者でも通常はアクセス権限が無いため変更が出来なさそう」という個人的な見解に至り、断念しました。トホホ(泣)

以下のサイトを参考にCUIで変更する方法を模索していました。
SharePoint Online: Change Time Zone using PowerShell
だれか出来た人がいたらご教授してほしいです(T_T)

ということで今回の変更手順はGUIのみになりますので、あしからず。。。

〜検証〜

手順自体はシンプルです。
Microsoft 365をWebブラウザで開き、該当ユーザーでログインします。
その後、OneDriveを開き「OneDriveの設定」から変更が可能です。
01-変更手順

02-変更手順
「その他の設定」-「地域の設定」をクリックします。

SharePoint管理センター等で設定変更していなければ初期値は「UTC+8 太平洋標準時(米国及びカナダ)」になっているはずです。
03-変更手順

04-変更手順

以上で手順は完了です。
簡単ですよね!!
簡単なのでCUIで一括変更出来るかな〜〜と考えていましたが。。。。(^_^;)


CUIで出来なかったので、せめてタイムゾーンの初期値を「日本」に出来ないかを模索してみました。
すると初期値の変更方法はちゃんとありました!!!良かった〜〜〜


設定方法は、SharePoint管理センターを開き「設定」-「サイトの作成」をクリックします。
05-初期値変更手順

ここで「既定のタイムゾーン」という項目があるので、この設定を「日本」に変更すればOKです!!
06-初期値変更手順

07-初期値変更手順


注意点としては、この設定自体はユーザー作成前にやっておく必要があります。
(既にOneDriveの領域が出来ている既存ユーザーでは効果がないです)
また、本設定をちゃんと反映させるために1時間ほど間をあけてから、新規ユーザーを作成する必要があります。


こんなところで今回の検証は終了です。
本当だったら、既存ユーザーのOneDriveのタイムゾーンもPowershellで一括変更出来たら便利なのにな〜〜。恐らくやり方あるとは思うので、時間を見つけてまたトライはしてみたいと思いますっ!!(^^)
スポンサードリンク