どうもミツシマです。

今回はMicrosoft 365の「セルフサービスサインアップ」という挙動について確認してみました。
とあるドメインをMicrosoft 365テナントのカスタムドメインとして登録しようとした際に「既に別テナントでドメインが使用されています〜〜」みたいなメッセージが表示されたことがきっかけで、この存在を知りました。

どうやら、他社テナントからTeams(チーム)招待された時やPowerBIの試用版を使おうとした際に、登録したドメイン(メールアドレス)を自動でAzureAD上に登録しようとする機能のようです。
※詳しくは以下のサイトを参照のこと

組織でのセルフサービス サインアップの使用

Azure Active Directory のセルフサービス サインアップについて


で、気になったので実際の挙動について検証していきたいと思います!!
(挙動をわかりやすくする為にどのテナントの追加していないドメインを対象として検証していきます!!)


〜検証 (Teams招待された場合)〜

あるテナントのユーザーからゲストとしてチーム招待してみたいと思います。
まずはチームを作成して、外部ユーザーとして招待していきます。
01-ゲスト登録

招待された側にメールが送信されるので、メールのリンクをクリックします。
するとMicrosoftアカウントのセットアップ画面となります。
02-ゲスト登録

04-ゲスト登録

Microsoftアカウントが作成されたようですね。
この時、AzureAD(テナント)が裏で既に作成されている動作をするようです。
05-ゲスト登録

ゲストユーザーとして登録されることを確認します。
06-ゲスト登録


この後Teams(チーム)のゲストとして色々と操作が可能です。
この状態でMicrosoft 365管理センターにアクセスしようとすると・・・・
15-管理センターにアクセスすると

「管理者になる準備はできていますか?」というような画面となります。
が、ここで疑問が1つ。
以前、セルフサービスサインアップになった時とちょっと表示が違う気がする。。。。(^_^;)
<以前確認した画面イメージ>
99-セルフサービスサインアップ-管理者となる


Microsoft 365は色々と画面周りが頻繁に変わるので、とりあえずそのまま進んでみます。
16-管理センターにアクセスすると
おなじみのTXTレコードによる所有権確認に遷移しました。
ただ、いつも見ているレコードよりだいぶ長い気がします。
とりあえず指定のTXTレコードをDNSに追記して「レコードの確認」をしていきます。
17-管理センターにアクセスすると

無事、管理者になりましたね。
Microsoft 365管理センターを確認すると自動でテナントが作成されていることがわかります。
19-ドメインセットアップ後


こんな感じの挙動になるんですね!
続いてPowerBIの場合を確認していきたいと思います!!


〜検証 (PowerBI 試用の場合)〜

PowerBIの画面より試用版としてアカウントをセットアップしていきます。
10-PowerBI無料登録

11-PowerBI無料登録

12-PowerBI無料登録

とりあえず他の人は招待せずに「スキップ」します。
13-PowerBI無料登録


これでMicrosoftアカウントがセットアップされ、Teamsの時と同様に裏でAzureAD(テナント)が出来ているようです。
Microsoft 365管理センターにアクセスした後の挙動は同じでした。
14-PowerBI無料登録



各挙動の確認が取れたので今回の検証は終わりたいと思います( ´ー`)フゥー...
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