今回はSharePoint移行マネージャーを使用して、オンプレにある共有データをSharePoint Onlineへ移行する方法を検証してみました。
以下のサイトを参考にしました
概要: 移行マネージャーでファイル共有を Microsoft 365 に移行する
検証環境
ファイルサーバー:Windows Server 2016
移行エージェントPC:Windows 10 Pro 1909
以下のサイトを参考にしました
概要: 移行マネージャーでファイル共有を Microsoft 365 に移行する
検証環境
ファイルサーバー:Windows Server 2016
移行エージェントPC:Windows 10 Pro 1909
<手順>
- 移行マネージャーエージェントをインストール・設定する
- 移行タスクを作成する
- 移行を実施する
大まかな手順としてこんな感じです。
では早速やっていきます。

「エージェントセットアップファイルのダウンロード」をクリックします。


これでダウンロードは完了です。
そしてインストールする際には
AD環境であればドメインAdministartorで
WorkGroup環境であればビルドインAdministratorで
ログインしてインストールすることをオススメします!!
理由としてはエージェントインストール時にログインしているWindowsアカウント情報を使用して、オンプレのファイルサーバーへアクセスを試みる為です。
※Administratorでなくとも移行予定のファイルサーバー上のデータにアクセス出来るアカウントであればOKです。
今回はWorkGroup環境で検証してますので、ビルドインAdministratorを有効化し、
ファイルサーバーのAdministratorと同じパスワードを設定しています。
では実際にインストールしていきます。

テナントの管理者でログインします。



※ここのAccount欄には現在ログインしているWindowsアカウントが自動で入力がされます。
手動での変更が出来ない領域でした。。。(T_T)
将来的に変わる可能性あるかもですが、、、、
次にサーバー上の共有フォルダパスを入力します。
今回は管理共有を入力していますが、通常の共有フォルダパスでもOKです!
管理共有にしている理由は、こうすれば大体の共有フォルダ上のデータが移行出来るので便利かな〜という程度です。

[Test]を実行してアクセス可能なことを確認した後、[Close]します。

これでインストールは完了です!
インストール完了後にSharePoint管理センターから確認するとエージェント端末が確認出来ます。

実際にデータ移行する際にはPCがスリープに入らないように事前に電源オプションを変更しておくことをオススメします。
⇒検証初期の頃、途中でエラーになってばかりいた原因がコレでした、、、(^_^;)
以上でエージェント端末のセットアップは完了です。
続いて移行タスクの作成を行います。
[移行]から「タスクの追加」をクリックします。

今回は「単一の移行元と移行先」を選択します。
※「一括移行」については別記事で記載したと思います!

移行したいデータがあるオンプレの共有フォルダパスを入力します。
「¥」ではなく「\」じゃないとダメなので注意です。

移行先はSharePointとします。

移行先のSharePointサイトの情報を入力します。
今回はドキュメントライブラリにある「TESTデータ移行先」フォルダへ移行する想定です。

↓

※移行先サイトはこんな感じです

最後に移行タスク名を入力し、必ず「スキャンのみを実行する」にチェックを入れます。
こうしないとデータ移行がすぐに実行されてしまうからです。
※スキャンのみであればデータ移行はされません。

また、今回はオンプレADとAzureADを連携していないので
「Azure Active Directoryのルックアップ」のチェックも外しています。
連携していなければチェックが付いていても問題ないですが、今回アクセス権は移行しないので明示的にチェックを外しています。


これでタスクの作成は完了です。
タスクの作成と同時にスキャンが開始されているので終わるまで待ちます。
タスクの設定で「スキャンのみを実行する」のチェックを外します。

その後「実行」します。
実行後は終わるのを待つだけです。
今回2パターン検証してそれぞれかかった時間はこんな感じでした。
①2MB×5万ファイル=約100GB → 約4時間
②30KB×100万ファイル=約30GB → 約5時間半
※予想通りですが、データ総容量よりファイル数が多い方がデータ移行に時間がかかる結果となりました。
今回は一旦こんなところで終了したいと思います。
次回機会があればもう少しログの深堀りや設定の深堀りもしたいと思います( ´ー`)フゥー...
では早速やっていきます。
<移行マネージャーエージェントのインストール・設定>
まずはSharePoint管理センターへアクセスして移行エージェントのセットアップファイルをダウンロードします。[移行]-[移行マネージャー]より「開始」をクリックします。
「エージェントセットアップファイルのダウンロード」をクリックします。


これでダウンロードは完了です。
そしてインストールする際には
AD環境であればドメインAdministartorで
WorkGroup環境であればビルドインAdministratorで
ログインしてインストールすることをオススメします!!
理由としてはエージェントインストール時にログインしているWindowsアカウント情報を使用して、オンプレのファイルサーバーへアクセスを試みる為です。
※Administratorでなくとも移行予定のファイルサーバー上のデータにアクセス出来るアカウントであればOKです。
今回はWorkGroup環境で検証してますので、ビルドインAdministratorを有効化し、
ファイルサーバーのAdministratorと同じパスワードを設定しています。
では実際にインストールしていきます。

テナントの管理者でログインします。



※ここのAccount欄には現在ログインしているWindowsアカウントが自動で入力がされます。
手動での変更が出来ない領域でした。。。(T_T)
将来的に変わる可能性あるかもですが、、、、
次にサーバー上の共有フォルダパスを入力します。
今回は管理共有を入力していますが、通常の共有フォルダパスでもOKです!
管理共有にしている理由は、こうすれば大体の共有フォルダ上のデータが移行出来るので便利かな〜という程度です。

[Test]を実行してアクセス可能なことを確認した後、[Close]します。

これでインストールは完了です!
インストール完了後にSharePoint管理センターから確認するとエージェント端末が確認出来ます。

実際にデータ移行する際にはPCがスリープに入らないように事前に電源オプションを変更しておくことをオススメします。
⇒検証初期の頃、途中でエラーになってばかりいた原因がコレでした、、、(^_^;)
以上でエージェント端末のセットアップは完了です。
続いて移行タスクの作成を行います。
<移行タスクの作成・設定>
SharePoint管理センターから移行タスクを作成していきます。[移行]から「タスクの追加」をクリックします。

今回は「単一の移行元と移行先」を選択します。
※「一括移行」については別記事で記載したと思います!

移行したいデータがあるオンプレの共有フォルダパスを入力します。
「¥」ではなく「\」じゃないとダメなので注意です。

移行先はSharePointとします。

移行先のSharePointサイトの情報を入力します。
今回はドキュメントライブラリにある「TESTデータ移行先」フォルダへ移行する想定です。

↓

※移行先サイトはこんな感じです

最後に移行タスク名を入力し、必ず「スキャンのみを実行する」にチェックを入れます。
こうしないとデータ移行がすぐに実行されてしまうからです。
※スキャンのみであればデータ移行はされません。

また、今回はオンプレADとAzureADを連携していないので
「Azure Active Directoryのルックアップ」のチェックも外しています。
連携していなければチェックが付いていても問題ないですが、今回アクセス権は移行しないので明示的にチェックを外しています。


これでタスクの作成は完了です。
タスクの作成と同時にスキャンが開始されているので終わるまで待ちます。
<データ移行の実施>
スキャンで問題ないことを確認したら、今度は実際にデータ移行します。タスクの設定で「スキャンのみを実行する」のチェックを外します。

その後「実行」します。
実行後は終わるのを待つだけです。
今回2パターン検証してそれぞれかかった時間はこんな感じでした。
①2MB×5万ファイル=約100GB → 約4時間
②30KB×100万ファイル=約30GB → 約5時間半
※予想通りですが、データ総容量よりファイル数が多い方がデータ移行に時間がかかる結果となりました。
今回は一旦こんなところで終了したいと思います。
次回機会があればもう少しログの深堀りや設定の深堀りもしたいと思います( ´ー`)フゥー...
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