今回はデバイスをAzure ADに登録した際に自動でMDM登録(Intuneでの管理)が出来るように構成する設定の検証となります。
僕自身、MDMの自動登録設定で見落としていた部分があるので、それの備忘録も兼ねています ^^;


<検証環境>
Windows 10 Pro 21H1
ライセンス:Microsoft 365 Business Premium

<参考サイト>
Windows デバイスの登録をセットアップする


Azure AD 登録 と Azure AD 参加 の違い



MDMの自動登録設定について

Microsoft管理センターにアクセスし「エンドポイントマネージャー」を開きます。
01-管理センターアクセス

「デバイス」-「デバイスの登録」をクリックします。
02-管理センター設定

「Windows 登録」-「自動登録」をクリックします。
03-管理センター設定

構成画面より、「MDMユーザースコープ」は「一部」もしくは「すべて」を選択し、
MAMユーザースコープ」は「なし」を選択して、「保存」します。
※初期状態だと両者とも「すべて」が選択されているはずです。
04-管理センター設定

これで設定自体は完了です。
(注)「自動登録」設定を検証する際、当初は参考サイトにある
Windows BYOD デバイスでは、MAM ユーザー スコープと MDM ユーザー スコープ (MDM の自動登録) の両方がすべてのユーザー (またはユーザーの同じグループ) に対して有効にされている場合、MAM ユーザー スコープが優先されます。 このデバイスでは、MDM が登録されるのではなく、構成している場合は、Windows Information Protection (WIP) ポリシーが適用されます。
という記述を見逃し、両方「すべて」(初期状態)のままにしていて、Azure AD 登録しても一向にMDM登録はされませんでした・・・・(^_^;)


後は通常通りAzure AD 登録することでMDM登録(Intune)がされることを確認します。
05-自動登録状況



今回の検証もこんなところで終わりたいと思いますっ( ´ー`)フゥー...
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