前回「[Exchange Online]階層型アドレス帳の設定・表示方法を検証してみた」の続きの検証となります。今回はアドレス表示順に関わる「SeniorityIndex」についてです。


1. (ユーザー・配布リスト) 新規作成時のSeniorityIndex値について

2. SeniorityIndex値の最大値について

3. SeniorityIndex値の初期化方法について



1. (ユーザー・配布リスト) 新規作成時のSeniorityIndex値について

新規ユーザー作成時や新規配布リスト作成時の「SeniorityIndex」についての確認です。
30-SeniorityIndex検証-1

31-SeniorityIndex検証

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新規作成(未設定)時は値が入っていない=NULL であることが確認出来ました。
SeniorityIndex」の値が未設定の場合には名前で昇順となると思われます。
⇒日本語(2バイト文字や漢字)だと思った順序で表示されない事があるかもしれません。
33-SeniorityIndex検証-アドレス帳



2. SeniorityIndex値の最大値について

SeniorityIndex」の型は「Int32」と確認出来ます。
Int32」の最大値が「2147483647」であり、それがそのまま使用出来るようです。
34-SeniorityIndex検証-1
※「2147483648」だとエラーになっていることがわかります。

(SeniorityIndex設定後)
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※「TEST総務部」が上位に位置されたことが確認出来ます。



3. SeniorityIndex値の初期化方法について

設定した「SeniorityIndex」値をクリア(初期化)する方法について。
$null」を指定することでクリア(初期化)出来ることが確認出来ました!!
(暫定的にSeniorityIndex値を「1」に設定)
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37-SeniorityIndex検証-アドレス帳

(SeniorityIndex値をクリア)
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表示順が入れ替わることが確認出来ました!!



今回の検証もこんなところで終わりたいと思いますっ( ´ー`)フゥー...
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