バックアップソフトウェアの「EaseUS Todo Backup Home」を検証の続きとなります。

全三編に分けて投稿している内容の3番目となります。

<検証環境>
Windows 11 Pro
EaseUS Todo Backup Home 13.5



①インストール編

②バックアップ編

③フルリストア編 ※今回の記事はココ



③フルリストア編

今回はシステム全体のフルリストアを検証していきたいと思います。
その為にまずはブータブルディスクを作成していきます。
「ツール」-「ブータブルディスクの作成」をクリックします。
50-起動ディスク作成

「WinPEブータブルディスクの作成」を実施していきます。
ここではISOイメージを作成していますが、他にもUSBドライブやCD/DVDメディアを直接作成可能です。
※ISOファイルさえ作成しておけば、後からDVDに焼いたり出来るので取り敢えずはISOがあれば良いかなと個人的には思います(^^)
51-起動ディスク作成
⇒この画面でドライバーの追加も可能です。その場合「infファイル」から追加していくような形のようです。
 今回は仮想環境なので、特に追加ドライバーを指定していませんが、必要に応じてNICやRAIDボードの
 ドライバーを追加する必要がありますね。
 ※個人的には今起動しているPCのドライバを読み込んで、追加選択出来たら手間が省けて嬉しいですが、そこまでは現状ないみたいですね・・(^_^;)

52-起動ディスク作成

53-起動ディスク作成

無事作成出来ました!!


では実際に先程バックアップしたファイルからフルリストアしていきたいと思います!
作成したブータブルメディア(ISOファイル)でブートしてフルリストアを実施します。
60-リカバリ手順

今回は共有フォルダ上にバックアップデータがあるので、
メイン画面が表示されたら画面左下の「ネットワーク管理」をクリックします。
63-リカバリ手順

ネットワークドライブのマッピング」をクリックします。
※本環境はDHCP環境なのでIP設定は不要でした。固定IP環境の場合には別途「IP設定」が必要です。
64-リカバリ手順

バックアップ先の情報を入力します。
65-リカバリ手順

66-リカバリ手順
正常にバックアップ先をネットワークドライブとしてマッピング出来ました!!


それではメイン画面に戻りリストア処理を続けていきます。
画面右上の「参照して復元」をクリックします。
61-リカバリ手順

ローカルのドライブ/LAN」をクリックします。
62-リカバリ手順

リストアするバックアップデータを選択します。
ここでは最新のバックアップデータである増分ファイルを選択しています。
67-リカバリ手順


後は画面に従って処理を続けていきます。
68-リカバリ手順
⇒復元元のデータはディスク丸ごとを選択

69-リカバリ手順
⇒復元先は空のディスクを選択

70-リカバリ手順
⇒「高度なオプション」はここでは特に選択しません。

リストア処理を実行します。
71-1-リカバリ手順

71-リカバリ手順

72-リカバリ手順

リストアが完了しました。
Windows11 Proのインストール直後のイメージとはいえ1分半ほどでリストア完了したのはビックリしました(゚д゚)!


フルリストア後、実際にWindowsが起動するか確認すると
73-リカバリ後

ちゃんと起動しました!アプリケーションも含めてまるっと戻りましたね!!
Windowsイベントビューアーも確認しましたが、特に気になるエラーもなくキレイに戻っていました!!
バックアップ設定通り、ごみ箱の中身が空であることも確認出来ました(笑)

これでPCが起動しなかったり、ハードウェアが故障しても心強いですね(^o^)
(注)ソフトウェアの中には、メインボード(マザーボード)上の情報とリンクしてライセンス認証する類いのものがあります。そういったものだと別筐体にフルリストア後、アプリケーションが起動しなかったりするので、そういう場合には再インストールが必要だったりします。


③フルリストア編」についてもこれにて検証終了とします。


「EaseUS Todo Backup Home」を使ってみての全体的な感想ですが、UIが親切でとてもわかりやすい設計だと感じました。なので、マニュアルを確認することなく、直感的に操作が出来ました!!
それでいて細かいバックアップ設定が出来たり、ディスククローン機能もあったりと、機能もかなり充実している印象でしたv(^^)v
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